
これまでの受賞歴


2023年8月 2023年度ロジスティクス大賞 技術革新特別賞
知能ロボットとAGVを連携させた「多品種ケースハンドリングシステム」が、2つめの賞、ロジスティクス大賞 技術革新特別賞を受賞いたしました。
多品種コンテナ・段ボールケースの積み下ろし・積み付け/棚入れを実行する知能ロボットと、最適なタイミングでの搬送を担うAGVを統合制御することで実現したシステムです。
消費者の購買動向の変化により少品種大量生産から変種変量生産への移行が加速し、頻繁に変更が発生する工程の自動化はこれまで難しいとされていました。その為、柔軟に対応できる人手に頼らざるを得ない一方で、人員の確保は容易ではありません。
本システムは、人手不足が深刻化する中、知能ロボットとAGVを組み合わせ、それらを一括制御する技術面の革新度と、工場や倉庫における波及効果への期待が高いとして、評価いただきました。

2023年3月 第52回日本産業技術大賞 審査委員会特別賞
知能ロボットとAGVを連携させ、多品種コンテナ・段ボールケースの搬送・積み下ろし・積み付け/棚入れを、最適なタイミングで実行する「多品種ケースハンドリングシステム」が、第52回日本産業技術大賞 審査委員会特別賞を受賞いたしました。
本システムは、リアルタイム動作生成により、サイズ・形状・蓋の有無がことなる多品種ケースの移載を、積載効率や後工程の取り出し順序を考慮して行う知能ロボットと、複数台の群制御されたAGVを統合制御することで、最適なタイミングでの連携稼働を実現します。
これにより、全体レイアウトの最適化やスムースな機器連携に繋がり、能力向上に貢献します。
日刊工業新聞社が主催する本賞は、実際に実用化または活用されている革新的な大型技術成果を毎年選定し、開発・実用化した企業やグループを表彰するものです。
本賞は、①産業発展に貢献度の高い大型産業設備、構造物の開発、②独創的、画期的で産業・社会に変革をもたらしたソフトウェア、システム、技術の開発、③地球環境保全に大きな効果を発揮した設備の開発を対象としており、これらに値する技術とし、本システムを表彰いただきました。

2021年9月 2021年度 ロジスティクス大賞 ロボティクス・イノベーション賞
ロジスティクス推進に向けて優れた実績をあげた企業を表彰する、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催の表彰制度です。「ロジスティクス大賞」は、ロジスティクスの社会的浸透と、ロジスティクス部門関係者の意識高揚を図ることを目的に創設され、企業で行われているロジスティクス高度化への取組みと、その優れた実績を顕彰するものです。
物流倉庫の出荷工程における混載ケース積み付け作業は重労働にも関わらず、技術的に自動化が難しいとされていました。「MujinRobotパレタイザー」を開発し、ロボットでの自動化を実現したことを、「人にやさしい物流」を実現する優れた取組として評価いただきました。

2021 RBR 50 Robotics Innovation Award
Material Handling Systems様とMujinが取り組んだ、「マルチピックエンドエフェクターを使ったピッキング」が2021年のRobotics Innovation Awardを受賞しました。最大36の商品を同時にピッキングし、4つのオーダーを同時に梱包するシステムを実現いたしました。
Robotics Innovation Awardとは
米国のロボティクス市場に特化したメディア「Robotics Business Review」による、ロボティクスイノベーションの成果を称える賞です。

2021年1月 第9回 技術経営・イノベーション大賞 文部科学大臣賞
「知能ロボットコントローラ『Mujinコントローラ』の開発」について、文部科学大臣賞を受賞いたしました。技術経営・イノベーション大賞は、一般社団法人 科学技術と経済の会が主催する、世の中を変革する優れたイノベーション事例を表彰するものです。
Mujinコントローラの開発により、物流・製造現場における生産性の向上とロボット市場の拡大を実現した成果、および、不可能と言われ続け、数多くの困難が立ちはだかる中で実現した、構想力とマネジメント力が審査員から高く評価され、今回受賞に至りました。

2021年1月 APAC Business Award
“Best for Manufacturing Automation Solutions 2020”
APACの事業主や起業家の卓越した成果を表彰する賞で、ビジネスの大小にかかわらず、その事業が純粋に大きな価値を生み出しているかどうかに基づいて判断されます。
Mujinの事業は、APACの中で「最も優れた製造業自動化ソリューション」と評価されました。
2020年7月 第27回 日本MH大賞 特別賞
MH機器・システムおよび情報システムにおいて、それぞれ研究・開発と改善・合理化などを審査し、「経済性」「合理性」「独創性」「安全性」「社会的貢献度」「将来性」などについて選考を行う表彰制度です。
Mujinの「人手不足問題を解決するマテハンロボット機器」について、対象物の形状、位置、状態を認識し、ティーチレスで、スムースな経路で移動し把持するシステムを開発・実用化した点、また継続的に進化・普及している点を評価いただき、受賞に至りました。

2020年2月 第2回 日本オープンイノベーション大賞 内閣総理大臣賞
Mujinが大手ロボットメーカー8社と取り組んだ、『汎用的「知能ロボットコントローラ」の開発』が、内閣府による「第2回 日本オープンイノベーション大賞」において、最も優れた取り組みに送られる「内閣総理大臣賞」を受賞いたしました。
株式会社安川電機様、三菱電機株式会社様、川崎重工業株式会社様、株式会社不二越様をはじめとする大手ロボットメーカー8社の協力を得て、既存のマーケットを取り合うのではなく、新たな市場を創出するために、ロボット業界初のオープンイノベーションを推進し、従来技術的に不可能であった工程の自動化やロボットの操作性統一・簡便化・コストダウンを実現した点が高く評価されました。