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導入事例 #02

自動倉庫と連携するデパレタイズロボット
ケースピッキングを完全自動化

― 株式会社PALTAC様 ―

ロボット導入までの概要


日用品・化粧品・一般用医薬品などの卸販売大手である株式会社PALTAC。労働人口が減少し、作業者の確保が困難な状況においても、顧客の出店増加に対応するために、最新技術で生産性を飛躍的に向上させた新物流センター・RDC新潟を開設。パレット自動倉庫と連携した4台のデパレタイズロボットを導入することでケースピッキングの完全自動化に成功。ロボット1台につき世界最速の1時間あたり600ピッキングという従来の2倍に値する生産性を実現している。

エンドユーザー
エンドユーザー

株式会社PALTAC

インテグレーター

株式会社MUJIN

ロボットコントローラ
ロボットコントローラ

MUJINピックワーカー

ロボットアプリケーション
アプリケーション

デパレタイズ

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01. 課題

多種多様な形状のケースの自動認識
重量物も扱いながら実用に耐えうるタクトタイムを実現

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多様なケースの存在が自動化の妨げとなっていた

多種多様なケースを自動で認識・ピッキングすることは従来のロボットでは困難


PALTACは持続成長型の企業を目指し、早くから労働人口減少の問題にも取り組んでおり、各工程の効率化・自動化を推し進めた次世代型物流システムの開発を積極的に行っている。

新たに開設された物流センター・RDC新潟においては、これまでの物流方式とは全く違う「SPAID」と称される新物流方式の導入に至ったが、そこでは従来人手によって行われていた、パレット自動倉庫から出庫したケースをコンベヤに投入する作業が、MUJINコントローラにより自動化されたデパレタイズロボットに代替されている。

物流で扱うケースは形状が多種多様であるため、すべてを自動的に認識し正確にピッキングすることは困難とされていた。また重量物もハンドリングしながら実用に耐えうるタクトタイムを達成することが求められたが、なぜMUJINのソリューションはこれらの課題をクリアすることができたのであろうか。

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02. 解決

独自の三次元認識アルゴリズムで多種多様なケースも正確に認識
モーションプランニングAI技術ライン最適化で世界最速に

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MUJINが提供する最先端の知能化されたロボットで解決


MUJINは3Dビジョンで撮影した画像を独自のアルゴリズムで解析することで、他社では難しい多種多様なケースの認識もすでに可能となっている。また、その解析情報を元に、任意の位置へケースを搬送する経路を自動演算するモーションプランニングAI技術において、最先端といえる高い技術を保持しており、自律的に「見て」「考える」、いわゆる「知能化」されたロボットを提供している。PALTACが持つ物流ノウハウおよびパレット自動倉庫とインテグレートすることで、 ケースピッキングの完全自動化が実現可能として、新物流センターへデパレタイズロボットが導入された。

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設備を最適配置することで生産性を高める


生産性向上のための方策として、1台のロボットに対し3Dビジョンを2台設置し、ケース認識を並列処理することによりロボットの待機時間を最小限に留めるよう最適化。またケースの重量に応じてハンドリング速度を自動制御し、世界最速となる1時間600ケースのピッキング生産性を実現。

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待機時間を最小限に抑える並列ケース認識処理
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軽いケースはより素早く搬送
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03. 効果

当初の試算通り従来の2倍の作業効率を実現
重労働と人的ミスの削減に貢献

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設置されているMUJINピックワーカーとビジョンコントローラ

短期間で敢行した5万ピックを超える動作テストが完成度に結実


同物流センターは、計画当初に試算されていた通り、従来の2倍の作業効率を実現し安定運用されている。ケースピッキング工程においては導入作業段階において、MUJINインテグレーションチームによる5万ピック以上の動作テストを2週間という短期間で実施することで、物流ラインに影響するようなトラブルが起きない水準まで完成度を高めた。

MUJINのソリューションとインテグレーション力により、重労働と人手による作業では発生しうる出荷ミスの削減し、物流現場の生産性を高めるとともに、人とって負担の少ない物流工程が実現したこととなる。

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実際のロボットの動作を動画で見る

お客様の声


  • 三明機工

    株式会社PALTAC 馬場氏のコメント

    RDC新潟の開設に際しては、AIケースピッキングロボットを含めた最新技術を採用することにより、新物流方式SPAIDを確立し、当初の試算通り従来の2倍の作業効率を実現することができました。

    今後はRDC新潟で培った運用ノウハウを元に、2019年開設予定のPALTAC最大規模となる物流センターへも同様の技術を導入していく予定です。

    今回のケースピッキングの自動化を契機に、各メーカーがより効率的な自動化に対応できるよう、ケースパッケージを改良されるといった、流通業界全体がより自動化へ進むような、全体最適化への契機となることを願っています。そうすることでさらに効率的な物流センターへ進化させることが可能になるのではないでしょうか。

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株式会社PALTAC 馬場氏のコメント動画
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